「よく寝たはずなのに、朝から頭が重い」「夕方になると頭がぼーっとして、スッキリしない」——夏になると、こんな“頭の重ダルさ”を感じる方が増えます。
頭痛薬を飲むほどではないけれど、なんだか頭が晴れない。実はその不調、頭皮と、頭を覆っている「筋膜」のこりが関係していることがあります。今日は、夏に頭が重くなる理由と、おうちでできる“頭スッキリ”セルフケアをお伝えします。
- 寝ても頭がスッキリせず、日中もぼんやりする
- 夕方になると頭が重い・締めつけられる感じがする
- こめかみやおでこ、後頭部を押すと硬い・気持ちいい
- 肩こり・首こりと一緒に頭の重さも出てくる
夏に「頭が重い」が増える3つの理由
① エアコンと猛暑の“寒暖差”で首肩がこわばる
暑い屋外と冷えた室内を一日に何度も行き来すると、自律神経が乱れ、首や肩の筋肉がぎゅっと縮こまります。頭を支えている土台が硬くなると、その緊張がそのまま頭のほうへ伝わっていきます。
② 夏の睡眠の質が落ちて「食いしばり」が増える
熱帯夜で眠りが浅くなると、無意識の食いしばりや歯ぎしりが増えます。あごを動かす筋肉はこめかみのあたり(側頭部)まで広がっているため、食いしばりが続くと頭の横がこって、重さや締めつけ感につながります。
③ 強い日差し・スマホ・PCで「目」を酷使している
夏の強い光やスマホ・パソコンで目を使いすぎると、目のまわりから頭の横・後ろにかけて疲れが広がります。いわゆる眼精疲労が、頭の重さの引き金になることも少なくありません。
頭にも「筋膜」があるって、ご存じですか?
頭皮のすぐ下には、帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)という薄い膜があります。この膜は、おでこ→頭のてっぺん→後頭部→首の後ろへと、一枚のシートのようにつながっています。
つまり、首や肩がこると、その硬さが膜を通じて頭皮まで引っぱられ、頭全体が“こって”しまうのです。逆に、頭皮や頭のこりをゆるめると、首肩の重さや目の疲れまでフッとラクになることがあります。
指の腹を頭皮に当てて、皮膚を前後・左右に動かしてみてください。
- よく動く…頭皮はやわらかめ。良い状態です
- あまり動かない・突っ張る…頭の筋膜がこっているサイン
- こめかみ・後頭部を押して「痛気持ちいい」なら、こりがたまっています
おうちでできる「頭スッキリ」セルフケア5つ
お風呂上がりや、仕事の合間のリフレッシュにどうぞ。強くやりすぎず、気持ちいい範囲で。
両手の指をこめかみの少し上に当て、ゆっくり円を描くように10〜20秒。食いしばりでこりやすい側頭部がゆるみます。
おでこの生え際に指を置き、頭皮ごと後ろ・上へ引き上げるように動かします。おでこの張りと目の疲れがラクになります。
首と頭の境目(後頭部の下のくぼみ)を親指でゆっくり押し上げます。ここは頭の重さ・目の奥の疲れに効く場所です。
指を大きく開いて頭全体をつかみ、皮膚ごとゆっくり動かします。血流がめぐり、頭がふわっと軽くなります。
温めたタオルを首の後ろや目の上に。冷房で冷えた首肩がゆるみ、頭のこりの“おおもと”からリセットできます。
爪を立てて強くこすらないこと。気持ちいいと感じる強さで十分です。頭痛が強いとき・ズキズキと脈打つ痛みがあるときは、無理にほぐさず休んでください。
セルフケアで戻らない「頭の重さ」には
頭のこりは、首・肩・あご・目とつながっているため、自分ではなかなか届かない深いところが硬くなっていることがあります。「毎日ほぐしても夕方には元通り」という方は、こりの土台になっている首肩や、頭の筋膜そのものにアプローチするのが近道です。
ひなた整骨院では、頭皮・側頭部・後頭部の筋膜と、その土台になる首肩をていねいにゆるめる「頭部筋膜リリース」をご用意しています。「頭が重い」「食いしばりで頭の横が張る」「目の奥が疲れる」といったお悩みの方に向いています。くわしくは頭部筋膜リリースのページをご覧ください。