もうすぐお盆。久しぶりに実家へ帰ると、親の変化にふと気づくことがあります。「あれ、歩くのこんなに遅かったっけ」「立ち上がるとき、机に手をついてる」——毎日会っていると分からない変化も、年に数回しか会わないからこそ、はっきり見えるのです。
今回は大阪市東成区・新深江のひなた整骨院が、帰省中にできる親の足腰セルフチェックと、いっしょにできるやさしい体操をご紹介します。ご自身の「最近ちょっと衰えたかも」のチェックにも使えます。
今年は特に注意。猛暑の「外出控え」で足腰は静かに落ちる
この夏の猛暑で、「暑いから散歩はお休み」「買い物は涼しい日だけ」という生活になっていませんか。実は筋肉は使わないと落ちていき、高齢になるほど落ちやすく、戻りにくくなります。
とくに足腰の筋肉は「立つ・歩く」で毎日使うことで保たれているので、外出が減った夏の数ヶ月で、本人も気づかないうちに弱っていることがあります。秋に涼しくなってから転倒やひざの痛みが増えるのは、夏の間の運動不足が背景にあることも少なくありません。
帰省中にできる、足腰セルフチェック6項目
- 歩幅がせまくなった——横断歩道を青のうちに渡りきれない・並んで歩くとゆっくりに感じる
- すり足・つまずき——じゅうたんのへりや敷居など、小さな段差でつまずく
- 立ち上がりに手をつく——椅子や床から立つとき、机やひざに手をつくようになった
- 片脚立ちが不安——靴下を立ったまま履けない(※チェックは必ず壁や机の支えのそばで)
- ペットボトルのフタ・階段の手すり——握る力や階段の下りをこわがるようになった
- 外出の回数そのものが減った——「暑いから」が口ぐせになっている
片脚立ちや立ち上がりのチェックは転倒がいちばん危険です。必ず壁・机・手すりなど支えのあるところで、無理のない範囲で。「できるか試して」と競わせるのではなく、ふだんの動作をさりげなく見るだけでも十分です。
「年のせい」で片づけない方がいい理由
歩きにくさの裏には、ひざや股関節の痛み、腰の不調をかばった歩き方が隠れていることがよくあります。痛いから動かない→動かないから筋力が落ちる→さらに歩きにくくなる——この悪循環は、早めに手を打つほど断ち切りやすいのです。
「年だから仕方ない」と本人が言っても、痛みのケアと適度な運動で歩きやすさが変わるケースはたくさんあります。あきらめる前に、まず原因を確かめることが大切です。
帰省中にいっしょにできる、やさしい足腰体操
椅子の前に立ち、お尻を後ろに引きながらゆっくり座って、ゆっくり立つだけ。ひざがつま先より前に出すぎないように。テレビを見ながらでOKです。
机や流し台に手をついて、かかとをゆっくり上げてゆっくり下ろす。ふくらはぎは「第二の心臓」。歩く力とバランスの土台になります。
猛暑の日中は避けて、日が落ちてからの短い散歩を。帰省中は「いっしょに歩こう」と誘いやすいチャンスです。水分補給を忘れずに。
こんなときは受診を
- じっとしていても痛む・夜間に痛む
- 足のしびれがある
- 数分歩くと休みたくなり、少し休むとまた歩ける(腰の神経の通り道が狭くなっているサインのことがあります。脊柱管狭窄症の記事もどうぞ)
- 急に歩けなくなった・転倒してから痛みが続く
病気が隠れていないか確かめたうえで、痛みのケアや体の使い方のご相談は当院でも承ります。ボキボキしないやさしい施術なので、ご高齢の方も安心して受けていただけます。
帰省は、家族の体を見直すチャンスです
ふだん離れて暮らしていると、親の体の変化に気づけるのは年に数回の帰省のときだけ。「歩きにくそうだな」と感じたら、それは早めのケアを始めるいちばんいいタイミングです。
当院は新深江駅から徒歩3分・院前に駐車場あり。親子でのご来院も歓迎です。ひざ・股関節・腰の痛みのケア、歩き方のご相談など、お気軽にどうぞ。