「昼間はまだ我慢できるのに、夜ベッドに入るとズキズキして眠れない」「寝返りのたびに肩の痛みで目が覚める」——五十肩のご相談で、実はいちばん多く聞くのがこの夜の痛み(夜間痛)の悩みです。
大阪市東成区・新深江のひなた整骨院が、なぜ夜に痛むのか、今夜からできるラクな寝方、そして回復までの道すじを解説します。
なぜ五十肩は「夜」に痛むのか
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の関節を包む袋(関節包)に炎症が起きている状態です。夜に痛みが強くなるのには理由があります。
- 横になると腕の重みの支えが消える——立っている間は筋肉が腕を支えていますが、寝ると力が抜けて、炎症部分が直接引き伸ばされます
- 横向き寝で肩がつぶれる——肩に体重がかかって血流が悪くなり、痛みの物質がたまりやすくなります
- 夜は痛みに意識が集中する——日中の活動というまぎれがなくなるぶん、同じ痛みでも強く感じます
「夜だけ痛いなんて気のせいでは」と我慢する方がいますが、逆です。夜間痛は五十肩の典型症状で、炎症がしっかりあるサインです。
今夜からできる、痛みがラクになる寝方
コツはひとつだけ。「痛い方の腕を宙ぶらりんにしない」ことです。
- 仰向け派——痛い方のひじの下に、たたんだバスタオルかクッションを置いて腕を少し浮かせる。関節包が引っぱられなくなります
- 横向き派——痛い方を上にして、抱き枕(なければ布団を丸めたもの)を抱えて腕を乗せる。腕の重みを預けるのがポイント
逆にいちばんつらいのは痛い方の肩を下にする寝方。無意識にそちらを向いてしまう方は、背中側にクッションを置いて寝返りをゆるやかにブロックするのも手です。
五十肩には「3つの時期」がある——時期でやることが逆になります
①急性期(ズキズキ期)——強い痛みと夜間痛が主役の時期。ここでの正解は「鎮めること」。痛みをこらえてぐるぐる回す・無理に伸ばすのは悪化のもとです。
②拘縮期(固まり期)——痛みは減るかわりに、肩が上がらない・背中に手が回らない時期。ここからは「少しずつ動かすこと」が正解に変わります。安静にしすぎると固まったままになります。
③回復期——動く範囲が少しずつ戻る時期。あせらず可動域を広げていきます。
全体で半年〜1年半かかることが多い、長いおつきあいの症状です。だからこそ「今どの時期か」を見極めて、その時期に合ったことをするのが回復の近道になります。
こんな場合は検査も検討を
- 腕にしびれがある・力が入らない
- ケガ(転倒など)のあとから痛み出した
- 数ヶ月たっても夜間痛がまったく引かない
腱板損傷や首からくる症状のこともあるので、当てはまる場合は整形外科での検査をおすすめします(当院からもご案内できます)。
「夜眠れる」を最優先に、一緒に立て直しましょう
眠れない日が続くと、痛みはさらに強く感じられ、回復も遅れます。当院では今どの時期かを見極めて、急性期は痛みを鎮めることを最優先に、拘縮期からは肩甲骨まわり・背中をゆるめて動きを取り戻すお手伝いをします。寝方や自宅ケアもその方に合わせてお伝えします。ボキボキ鳴らす施術はしません。
夜の肩の痛み、我慢で乗り切ろうとしないでください。新深江駅2番出口から徒歩3分、駐車場1台あり。東成区・深江橋・今里からも通いやすい立地です。