スーパーの駐車場で、バックしてきた車に「コツン」と当てられた。コンビニの駐車場で、前の車がゆっくり下がってきた。車を見ても、バンパーに小さな傷があるくらい。「これくらいなら大丈夫」とその場は別れたのに、夜や次の日から首の後ろが重い、振り向くと痛い——。東成区・新深江のひなた整骨院には、こうした「軽い事故のはずだったのに」というご相談がよく届きます。
スピードが出ていない事故でも、むちうちになることはあります。今日は、低速の衝突で首を痛める理由と、様子見しすぎないための目安、そしてその日のうちにやっておきたいことをお伝えします。
「ゆっくり」でも、むちうちになる理由
- ①身構えていないところに、急にくる——駐車場では「ぶつかる」と思っていないので、首の筋肉がゆるんだまま揺さぶられます
- ②横を向いている・下を向いていることが多い——駐車スペースを探している、後ろを振り返ってバックしている、スマホを見ている。ひねった首に衝撃が入ると、痛めやすくなります
- ③バンパーは丈夫でも、衝撃は体に伝わる——車の傷の小ささと、首にかかった揺れの大きさは同じではありません
- ④その場では、気が張っていて痛みを感じにくい——相手とのやりとりや車の確認に気を取られて、首のことは後回しになりがちです
- ⑤痛みのピークは、数時間〜数日あと——筋肉や靭帯の小さなケガは、ねんざと同じように、あとから腫れと痛みが強くなります
事故のあと数日たってから痛みが出てきた方は、「あとから出るむちうち」の記事もあわせてどうぞ。
様子見しすぎない目安
- 首の後ろや肩が、重い・張る・だるい
- 振り向く、上を向く、下を向くと痛い
- 朝起きたとき、首がこわばって動かしにくい
- なんとなく頭が重い、疲れやすい
- 事故の前にはなかった肩こりが出てきた
「これくらいで病院に行くのは大げさかな」と思う程度でも、受診してください。軽いうちに診てもらうほうが、事故との関係もはっきりしますし、回復も早いことが多いです。
- 頭痛や吐き気がある
- 腕や手にしびれがある、力が入りにくい
- めまい・ふらつきがある
- 痛みが日ごとに強くなっている
その日のうちに、やっておきたいこと
- ①警察に届け出る——駐車場の中の事故でも、届け出が基本です。届け出がないと、事故があったことの証明が取れず、保険の手続きが進めにくくなります
- ②相手の連絡先と保険会社を確認する——名前・電話番号・車のナンバー・加入している保険会社をメモしておきます
- ③車と現場の写真を撮る——傷の位置や、車が止まっていた場所がわかるように撮っておきます
- ④痛みがあれば、当日か翌日に整形外科へ——「事故によるケガ」と診てもらうことが、すべての出発点です
- ⑤保険会社に「痛みがあって受診した」と伝える——通院先に整骨院を選ぶこともできます
その場で「物損」として届けていた場合でも、ケガがあれば人身事故への切り替えを相談できます。くわしくは物損から人身事故への切り替えの記事にまとめています。
痛みが軽いうちに、やってはいけないこと
- 首をボキボキ鳴らす、強く回す——傷んだ筋肉や靭帯をさらに痛めることがあります
- 強くもむ、マッサージ機を当て続ける——炎症がある時期は、かえって痛みが強くなることがあります
- 熱いお風呂に長く入る——事故から1〜2日は、痛む場所を温めすぎないようにしましょう
- 「そのうち治る」と、受診を先のばしにする——日にちが空くほど、事故との関係を説明しにくくなります
整形外科で「レントゲンは異常なし」と言われたのに痛みが続く方は、レントゲンに写らない痛みの記事も参考にしてください。
当院の考え方——軽いうちから、首まわりを整える
低速の衝突のむちうちは、「痛いけど動ける」くらいの軽さで始まることが多いです。だからこそ我慢してしまい、首や肩のこわばりが抜けないまま長引く方を多く見てきました。ひなた整骨院では、整形外科での診察と並行して、首・肩・背中のこわばりをこまめにゆるめ、首が動かしやすい状態に戻していく施術を行っています。自賠責保険の手続きや、保険会社とのやりとりの流れもご案内できます。自賠責保険が使える場合、窓口でのお支払いなしで通えることがほとんどです。
「こんな小さな事故で行ってもいいのかな」と迷う段階で来ていただくのが、いちばんいいタイミングです。新深江駅3番出口から徒歩7分、駐車場1台あり。月・火・木・金は夜19時半まで受け付けています。東成区・新深江で、軽い事故のあとから首がつらい方は、まずLINEでご相談ください。