「夏バテしないように」と思ってやっているそのケア、実は逆効果かもしれません。冷たい物でクールダウン、食事はさっぱり系、お風呂はシャワーでさっと——どれも夏の定番ですが、やり方を間違えるとかえって夏バテを加速させる習慣になってしまいます。
今回は、整骨院の視点から「やってはいけない夏バテ対策」NG習慣5つと、正しい置き換え方をやさしく解説します。
そのだるさ、「対策」が原因かも?
夏バテの正体は、暑さそのものよりも自律神経の疲れと胃腸の弱りです。体温調整で自律神経がフル稼働しているところに、間違ったケアで胃腸や睡眠にダメージを重ねると、だるさ・食欲不振・眠りの浅さがどんどん悪化します。
- 水分補給はほぼ「氷入りの冷たい飲み物」
- 夏の食事はそうめん・ゼリー・アイスが中心
- お風呂は一年中シャワーだけ
- 休日は昼まで寝てリズムがずれる
- 「暑いから」と体をほとんど動かさない
やってはいけないNG習慣5つ
キンキンに冷えた飲み物の一気飲みは、胃腸を直接冷やして消化力を落とし、だるさ・食欲不振のもとに。置き換え→基本は常温の水や麦茶をこまめに。冷たい物は「楽しみとして少し」にして、一気飲みを避けるだけでも胃腸への負担が大きく減ります。
のどごしの良い物だけだと、タンパク質とビタミン・ミネラルが不足して筋肉も自律神経も回復できません。置き換え→そうめんに卵・豚しゃぶ・オクラ・ねぎをのせるだけで立派な夏バテ対策食に。「主食+タンパク質+野菜」を1品ずつ意識しましょう。
シャワーだけだと、冷房で冷えた体が温まらず、自律神経の切り替え(活動→休息)もうまくいきません。寝つきの悪さにも直結します。置き換え→38〜40℃のぬるめのお湯に10分。寝る1〜2時間前に入ると、体温が下がるタイミングで自然に眠くなります。
昼まで寝ると体内時計がずれて自律神経が乱れ、月曜の朝が余計につらくなります。睡眠は「ためる」ことができません。置き換え→起きる時間はいつも±1時間以内に。眠気は昼寝(15〜20分・午後3時まで)で補うのが正解です。
動かない生活が続くと血流が落ち、汗をかく機能も衰えて体温調整がヘタになり、余計にバテやすい体になります。置き換え→朝夕の涼しい時間に10〜15分の散歩やストレッチでOK。「軽く汗をかく習慣」が夏バテしない体を作ります。
冷房の「やってはいけない冷やし方」(風を直接当てる・設定温度の下げすぎ等)は、別記事「夏の冷房、やってはいけない5つの冷やし方」で詳しく解説しています。あわせてどうぞ。
- 飲み物は常温中心、冷たい物は楽しみ程度に
- さっぱり食にタンパク質と野菜を一品プラス
- シャワーで済ませず、ぬるめの湯船に10分
- 寝だめせず起床時間を一定に、昼寝で補う
- 朝夕に軽く体を動かして「汗をかける体」を保つ
だるさが抜けないときは
習慣を見直しても、だるさ・肩や背中の重さ・眠りの浅さが続く場合は、自律神経の乱れや筋肉のこわばりが背景に固定されていることがあります。放っておくと秋バテまで長引くパターンも少なくありません。
ひなた整骨院では、こわばった筋肉をゆるめて血流と自律神経のバランスを整えるケアで、夏の不調をサポートします。「毎年夏に体調を崩す」「今年はすでにだるい」——そんな方は我慢せずご相談ください。