「くしゃみをした瞬間、ヒヤッとした」「抱っこで力んだときに、もれてしまった」「下腹のぽっこりが、いつまでたっても戻らない」——出産後、こうしたお悩みを抱えている方はとても多いのに、恥ずかしくてなかなか人に相談できないのがこのテーマです。
まずお伝えしたいのは、産後の尿もれはめずらしいことではなく、あなたのせいでもないということ。妊娠・出産という大仕事を経た体に起きる、仕組みのある変化です。この記事では、その正体である「骨盤底筋(こつばんていきん)のゆるみ」を、大阪市東成区・新深江のひなた整骨院がやさしく解説します。
骨盤底筋ってなに?——骨盤の底の「ハンモック」
骨盤底筋は、骨盤のいちばん底にハンモックのように張っている筋肉のグループです。ふだんは意識することがほとんどありませんが、実はとても働き者で、
- 膀胱・子宮・腸などの内臓を下から支える
- 尿の出口をキュッと締めて、もれを防ぐ
- お腹の圧を受け止めて、姿勢や体幹を支える
という3つの大切な役割を担っています。
なぜ産後にゆるむの?
- 妊娠中の重みを支え続けた——大きくなる赤ちゃんと子宮を、約10ヶ月間ずっと下から支えてハンモックが引き伸ばされる
- ホルモンの影響——出産に向けて靱帯や筋肉をゆるめるホルモンが分泌され、骨盤まわり全体がゆるむ
- お産のときの負担——赤ちゃんが産道を通るとき、骨盤底筋は大きく引き伸ばされる
ゆるんだハンモックは、支える力・締める力が一時的に弱くなります。すると、くしゃみ・咳・抱っこなどお腹にグッと力が入った瞬間に尿もれが起きたり、内臓の位置が下がって下腹がぽっこり見えたりするのです。
こんなサイン、ありませんか?
- くしゃみ・咳・大笑いの瞬間にヒヤッとする
- 抱っこや荷物を持ち上げるときにもれそうになる
- 走る・ジャンプする遊びが怖い(公園で子どもと遊べない)
- 下腹だけぽっこりして、体重は戻ったのに体型が戻らない
- トイレが近くなった・間に合わないことがある
- 産後、腰痛や恥骨まわりの違和感も続いている
ひとつでも当てはまったら、骨盤底筋がまだ回復の途中というサインかもしれません。
「骨盤のゆがみ」とセットで考えるのがポイント
ここで大事なのが、骨盤底筋は骨盤という「額縁」に張られたハンモックだということです。
出産で骨盤が開いたり、抱っこや足を組むクセでゆがんだりしたままだと、ハンモックの張り方が偏って、骨盤底筋がうまく力を発揮できません。がんばってトレーニングしても効果を感じにくいときは、土台の骨盤側に原因が隠れていることがあります。
つまり産後ケアは、①土台の骨盤を整える + ②骨盤底筋をやさしく育て直す、この両輪で考えるのが近道です。
今日からできる、やさしいセルフケア
まずは「骨盤底筋の呼吸エクササイズ」から
肩とお腹の力を抜きます。赤ちゃんのお昼寝タイムに一緒にどうぞ。
「おしっこを途中で止めるとき」の感覚で、膣・肛門のあたりを体の中へすくい上げるようにキュッ。強く力む必要はありません。おなかや太ももに力が入らないのがコツです。
締める→ゆるめるを5回で1セット。1日2〜3セットから始めましょう。「ゆるめる」まででワンセットです。
- 上体起こしなどの強い腹筋運動——お腹の圧が骨盤底筋を上から押しつけて、かえって尿もれを悪化させることがあります。回復前はNGです
- がまんして重いものを持ち続ける——持ち上げるときは息を吐きながら、おしもを軽く引き上げてから
- 「そのうち治る」と放置——ゆるんだまま負担をかけ続けると長引く原因に
尿に血が混じる・痛みがある・もれる量が多い・数ヶ月たっても改善の気配がない——こうした場合は、泌尿器科や婦人科(ウロギネ外来)での検査・治療が優先です。がまんせず受診してくださいね。
当院の産後ケア——土台の骨盤から整えます
ひなた整骨院では、産後骨盤矯正で骨盤底筋の土台である骨盤のバランスをボキボキしないやさしい施術で整え、あわせてご自宅でできる骨盤底筋ケアの正しいやり方をお伝えしています。
- 料金:¥7,920(1回・税込)
- 受付時期:産後2ヶ月〜(1ヶ月検診で医師のOKが出てから。帝王切開の方は主治医にご確認ください)
- 赤ちゃん連れ:OK。ベビーカーのまま入室でき、バウンサーに預けながら施術を受けられます
- 女性の施術担当:ご相談可能です(ご予約時にお伝えください)
「こんなこと相談していいのかな」と思うお悩みほど、早めに話していただけたらうれしいです。デリケートなお悩みもLINEなら文字で相談できます。大阪市東成区・新深江のひなた整骨院が、産後のがんばる体にやさしく寄り添います。